==== Text encoding : UTF-8 ==== Grieg : Piano Concerto Op.16 1st mov. グリーグ:ピアノ協奏曲 Op.16 第1楽章  『ペール・ギュント』などで有名な、ノルウェーの作曲家グリーグ(1843〜1907)。これは彼が25歳の頃に書いた、唯一のピアノ協奏曲です。  オリジナル(Am/イ短調)と同じ音の高さにするため、カポタストを5フレットに付けるよう指定してあります。もしハイ・ポジションが弾きにくい場合はカポタスト無しで演奏してもよいでしょう。  [A]1小節目の3拍目など、音符の符尾側に付記された黒い点はスタカートで、音を短く切ることを表しています。右手指でピッキングした直後に弦に触れたり、左手の空いた指や指の付け根、指の腹などで触れて、音を切るようにしましょう。 [Intro] [1] [Intro]1小節目・4拍目ウラ:直前では左手人差指で押さえた1弦7フレット・B音ですが、運指の都合によりここで薬指を使って押さえ替えています。 [A2]  1〜4小節目は、[A]のメロディが複音になっています。3〜4小節目のGでは左手親指で6弦3フレット・G音を押さえますので、もし難しい場合は[A]1〜4小節目で代用してもよいでしょう。 [2] [A2]最後:ここまで演奏したら、[A]5小節目へ戻ります(ダル・セーニョ)。そして1回リピートした後、[A]6小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 [Ending] [3] [Ending]4小節目:2弦8フレット・G音は、左手だけで音を出すレフト・ハンド(L.H.)で弾きます。左手の動作自体はハンマリング・オンと同じですが、右手はピッキングしません。 【音   源】BSVD7070a 【録 音 日】2023年10月12日 【使用ギター】モーリス S-131M 【使 用 弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP50Bi-T Pro3