==== Text encoding : UTF-8 ==== Schubert : Wiegenlied シューベルト:子守唄  オーストリアの作曲家シューベルト(1797〜1828)が、19歳の時(1816年)に作曲した歌曲です。作詞者は不明。  本楽譜では、日本で一般的に有名な内藤濯による訳詞版のメロディを元にアレンジしています。オリジナルであるドイツ語版との違いは、[A][A2]1、3小節目前半・Amaj7のメロディの2音目のみですので、当該部分を7小節目のように(すなわち、メロディの2音目を省略して)弾けば、ドイツ語版のように弾くことができます。 [Intro] [1] 左手人差指を使って、2〜4弦2フレットを部分セーハします。1弦は開放を弾きますので、触れないように注意しましょう。部分セーハが難しい場合は、5弦4フレット・C#音を押さえず開放(A音)にして、2弦2フレットを薬指、3弦2フレットを中指、4弦2フレットを人差指…などのように個別に押さえてもよいでしょう。[Inter]や[Ending]1小節目の当該部も同様です。 [2] [1]と違って1弦開放・E音を弾きませんので、1弦2フレットもセーハするか、または2フレットを全セーハしても構いません。[Inter]や[Ending]2小節目の当該部も同様です。 [A] [3] ダイアグラム譜のカッコで囲われた指(5弦2フレット/左手中指で押弦)は、余力が有れば押さえておくとよいことを指しています。ただし、他の弦に触れてしまうなど、何らかの支障がある場合は無理に押さえなくても構いません。以降のダイアグラム譜上のカッコも、同様です。 [4] 左手人差指を使って、3〜5弦2フレットを部分セーハします。部分セーハが難しい場合は、個別に指頭で押さえてもよいでしょう。2弦開放・B音は伴奏ですが、メロディより高い音域に行きますので、強く弾きすぎないよう注意しましょう。 [5] 伴奏は休符ですが、これは記譜の都合によるもので、実際には5弦開放・A音や4弦2フレット・E音を伸ばしておきます。 [A2]5小節目も同様です。 【音源】BSVD7069a 【録音日】2016年2月26日 【使用ギター】タコマ パプーズ P1 【使用弦】HISTORY フォスファーブロンズ