==== Text encoding : UTF-8 ==== Pachelbel : Canon パッヘルベル:カノン  ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル(1653〜1706)が、17世紀末に書いた作品。彼の曲の中では最も有名で、一般に「パッヘルベルのカノン」と呼ばれます。 [B] 1 [B]3小節目・4拍目オモテ:伴奏がメロディよりも高い音域に来るので、強く弾きすぎないよう注意しましょう(7小節目の4拍目なども同様です)。 2 [B]4小節目・2拍目オモテ:5弦3フレット・C音を押さえた左手薬指が4弦に触れてしまって、開放・D音を出すのが難しい場合は、4弦開放の替わりに3フレット・F音を弾いても構いません(その場合、左手小指で押さえます)。 3 [B]6小節目後半:弾きませんが、余力があれば5弦2フレット・B音を押さえておきます。 [C] 4 [C]3小節目・前半:最初は左手人差指で1フレットを全セーハして、1弦と6弦を弾きます。続いて、1弦開放・E音を弾く時点でセーハを起こします(指頭は6弦1フレット・F音を押さえたままにします)。そして、再度1弦1フレット・F音を弾く時点でもう一度1フレットを全セーハします。7小節目も同様です。また、3弦は弾きませんが、余力があれば2フレット・A音を左手中指で押さえておきます(セーハした時に3弦1フレット・A♭音が鳴ってしまうのを防ぐため)。 [D] 5 [D]2小節目・2拍目ウラ:記譜の都合上から伴奏(音符の棒や旗が下向きのパート)が休符になっていますが、実際には小節の最初で弾いた5弦開放・A音を伸ばしておきます。 6 [D]6小節目後半:続くFのフォームへの移行が難しいので、2弦1フレット・C音は左手中指で押さえます。 [E] 7 [E]7小節目・前半:ダイアグラム譜では5フレット(1〜3弦)を部分セーハするよう記してありますが、全セーハでも構いません。また、5弦8フレット・F音は左手薬指、4弦7フレット・A音は左手中指で押さえるように記してありますが、届きにくければ5弦を小指、4弦を薬指で押さえてもよいでしょう。8小節目前半も、同様です。 [F] 8 [F]8小節目・前半:最初は左手人差指で1フレットを全セーハして1弦と6弦(と、左手中指で押さえた3弦2フレット・A音)を弾き、2弦開放・B音を弾く時点でセーハを起こします。この時人差指の指頭は、可能ならば6弦1フレット・F音を押さえたままにしますが、もし難しければ離してもよいでしょう。 [G] 9 [G]5小節目・後半:6弦3フレット・G音は、左手親指でネックを握り込んで押さえます。 【音源】BSVD7068a 【録音日】2016年1月29日 【使用ギター】HISTORY NT-501M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M