==== Text encoding : UTF-8 ==== Mussorgsky : Promenade (”Pictures at an Exhibition”) ムソルグスキー:プロムナード (組曲『展覧会の絵』より)  『展覧会の絵』は、ロシアの作曲家ムソルグスキーが、夭逝した親友ハルトマンの遺作展に着想を得て作曲した組曲です。いくつかの「プロムナード」と、それぞれ絵をモチーフにした10の曲から構成されています。  「プロムナード」(通路)は、展覧会に飾られた“絵”ではなく、会場を歩く様子そのものを表しています。組曲の中では前奏曲あるいは間奏曲として、各曲の合間などに何度か登場します。  本作は組曲冒頭の「プロムナード」で、拙作『ソロ・ギターのしらべ』1作目に収録されている「プロムナード」とはプレイ・キーとチューニングを変え、少しだけ簡単に弾けるようにアレンジし直しています。  5/4拍子と6/4拍子が混在していますが、拍子に囚われすぎず、メロディのかたまりを意識しながら弾いていくとよいでしょう。プレイ・キーはAメジャーですが、[A]8小節目〜[B]3小節目まではCメジャーに転調しています。 [B] 1 難しい場合は譜例1のように、簡略化して弾いてもよいでしょう。 2 難しい場合は譜例2のように、簡略化して弾いてもよいでしょう。 [D] 3 難しい場合は2弦と3弦を省略し、1弦2フレット・F#音(メロディ)と5弦2フレット・B音(ベース音)だけを弾くとよいでしょう。 4 5弦は弾きませんが、余力があれば2フレット・B音を押さえておくとよいでしょう(ダイアグラム譜を参照して下さい)。 【音源】BSVD7061a 【録音日】2007年7月20日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M