==== Text encoding : UTF-8 ==== Recollection [ファイナルファンタジー XI] Recollection [Final Fantasy XI]  ゲーム『ファイナルファンタジーIX』のイベントシーンなどで使われている曲です。オープニングでも流れる「石の記憶(Memoro de la Ŝtono)」の一部が、モチーフになっています。 [A]  曲冒頭から[A]8小節目前半までは、ナチュラル・ハーモニクスで弾きます。ダイアグラム譜では人差指や薬指を使ってハーモニクス・ポイントに触れるよう記してありますが、実際にはどの指を使っても構いませんので、音を出しやすい指を使うとよいでしょう(ちなみに筆者は、すべて左手薬指でポイントに触れています)。ハーモニクスで弾く箇所は、基本的には音を伸ばしたままにし、消音しません。コードは鳴っていませんが、参考までに筆者の意図するコード・ネームを記してあります。 [1] [A]3小節目・1拍目:直前小節の6弦ハーモニクス(D音)は響かせたままにせず、2弦7フレット・F#音のハーモニクスを弾くと同時に、消音します。左手の空いた指や、右手親指で触れるとよいでしょう。 [2] [A]5小節目・1拍目:直前小節の5弦ハーモニクス(E音)は響かせたままにせず、1弦12フレット・E音のハーモニクスを弾くと同時に、消音します。 [3] [A]7小節目・1拍目:直前小節の6弦ハーモニクス(D音)は響かせたままにせず、5弦7フレット・E音のハーモニクスを弾くと同時に、消音します。楽譜終盤の、Coda2 2小節目も同様です。 [A2] [4] [A2]1小節目・4拍目ウラ:伴奏がメロディより高い音域に行きますので、強く弾きすぎないように注意しましょう。 [B] [5] [B]3小節目:直前で4弦2フレット・E音を押さえた左手中指をそのまま維持しておくと、次のAmへの移行で軸に使えます(ダイアグラム譜ではカッコ付きの指位置と、点線による軸指線で示してあります)。 [6] [B]<カッコ2>2小節目・4拍目:1弦5フレット・A音と8フレット・C音は、どちらも左手人差指を使って押さえ、次のCmaj7のフォームへ移行する際の軸にします。 [C] [7] [C]1小節目・冒頭:右手小指から人差指の順に少しだけ時間差を付けてストロークする“ラスゲアド”で弾きます。5小節目の冒頭も同様です。 [8] [C]2小節目・4拍目:1弦開放・E音は、2フレットをセーハした左手人差指を、指頭だけ5弦2フレットに残して押さえたままにしながら、指の付け根側を上げてセーハを起こします。続く1弦2フレット・F#音は、再び人差指を寝かせてセーハします。もし1弦開放から再びセーハ…の流れが難しければ、セーハしたまま1弦を開放にせず、1弦開放の代わりに2弦5フレットを左手小指で押さえて、E音を弾いてもよいでしょう。 [9] [C]12小節目・3拍目ウラ〜4拍目:伴奏は、楽譜上では表記の都合から休符になっていますが、実際はEmadd9を押さえたまま、小節の終わりまでできるだけ4〜6弦の音を伸ばしておきます。 [10] D.S.1:ここまで演奏したら、[A2]へ戻ります(ダル・セーニョ1)。そして[A2]6小節目を終えたら、Coda1へ跳びます。 [11] D.S.2:ここまで演奏したら、[A]へ戻ります(ダル・セーニョ2)。そして[A]5小節目を終えたら、Coda2へ跳びます。 【音源】BSVD6078a 【録音日】2010年01月01日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M