==== Text encoding : UTF-8 ==== バトル1 [ファイナルファンタジー IX] Battle 1 [Final Fantasy IX]  ゲーム『ファイナルファンタジーIX』の、通常戦闘曲です。  ほぼ全編を、ストロークで演奏します(TAB譜の下側に冂とVを付記。冂はダウン・ストローク:高音弦方向に弾き下ろします。Vはアップ・ストローク:低音弦方向に弾き上げます)。ストロークは基本的に右手人差指や中指で行い、TAB譜に記されていない弦は、メロディを伸ばしている弦でない限り、音が出ないように消音します。ただしコードが変わっていない状況で、直前で弾いていた伴奏弦が記されていない場合は、ストロークを当てないだけで音は止めません。例えば[A]1小節目・2拍目の5弦は、直前で開放・A音を弾いていますが、ここでは消音しません(むしろ、弾いてしまっても構いません)。  メロディより高音側の弦は、右手のコントロールだけで音を出さないようにするのは難しいので、ある程度弾かないようにしつつ、左手や、右手の空いた指で触れて止めておきます。例えば[A]1小節目・1拍目ウラ(メロディの開始音)は、右手で3弦より低い弦を狙ってストロークしつつ、左手か右手の空いた指で、2弦に触れて止めます。  また、上下の弦は鳴らすけれどその間の弦を鳴らさない場合は、ひとつ低い弦を押さえた指で触れて消音します。例えば[A]7小節目・Gの5弦は、6弦を押さえた左手薬指の指頭の腹で触れて、止めます。  メロディを伸ばす所では、ストロークがメロディの弦に当たらないように注意しましょう。 [A]  1〜4小節目は、メロディを切りながら弾いていきます。メロディが休符の部分は、伴奏を含め全体をブラッシング(ミュート気味のカッティング)で弾いてもよいでしょう。9〜12小節目も同様です。 [B]  楽譜下側の+はパームです。ダウン・ストロークと同時に、右手の手首でギターのボディ(構えた状態で、サウンド・ホールの上あたり)を叩き、打音を出しています。[C]5〜8小節目も同様です。 [1] [B]3小節目・4拍目:左手人差指による1〜3弦5フレットの部分セーハを離さずに、左手中指で5〜6弦5フレットを部分セーハします。難しい場合は、左手の中指と薬指で個別に押さえてもよいですし、6弦だけ押さえてストロークも6弦だけに当てるようにしても構いません。 [2] [B]<カッコ1>1小節目・2拍目ウラ:3〜4弦を押さえた指を緩めてブラッシングします(5弦は普通の音が鳴っていてOK)。3拍目ウラや、続く<カッコ2>2小節目も同様です。 [D] [3] D.C.(Fine):ここまで演奏したら、[A]へ戻ります(ダル・セーニョ)。そして再度ここまで来たら、曲を終えます。 【音源】BSVD6073a 【録音日】2012年05月15日 【使用ギター】Yokoyama AR-WH 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M