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プレリュード  ［ファイナルファンタジー］
The Prelude  [Final Fantasy]


　『ファイナルファンタジー』に登場するクリスタル、さらにはシリーズそのものを象徴しているとも言える曲で、『ファイナルファンタジーI』以降、多くのFFのタイトルバックなどで使われています。本楽譜での[B]の部分は、『ファイナルファンタジーIV』以降に追加されたセクションです。

　ハープでアレンジされることが多いこの曲ですが、4オクターブのアルペジオはギターでは現実的ではないので、2オクターブに収める形でアレンジしています。また、チューニングはノーマルではなく、CGDEGD（6弦→1弦）に変えていますので、演奏する際には注意して下さい。

[A]
[1]	[A]1〜2小節目：Gadd9は、3弦3フレット・G音を押さえた左手中指を軸にして演奏します（ダイアグラム譜を参照して下さい）。一番最初のみ、押弦が間に合わない場合は弾く時点で押さえても構いませんが、それ以降はこのコードの間じゅう押さえたままにしておきます。2弦開放でも同じG音が出せますが、すぐ後で2弦2フレット・A音を押さえますので、音を伸ばすという意味でもわざと3弦を使うようにしてあります。

[2]	[A]3〜4小節目：Emadd9は、1拍目ウラのウラで5弦4フレット・B音を押さえた左手薬指を、4拍目ウラでプリング・オフするまで押さえたままにして、この指を軸にしながら弾くとよいでしょう（ダイアグラム譜では、点線の軸指線で示してあります）。

[3]	[A]5〜6小節目：Cadd9(onE)は、一番最初に左手薬指で押さえる6弦4フレット・E音を押さえたままにし、この指を軸にしながら弾きます。

[4]	[A]7〜8小節目：6弦6フレット・F#音は、できれば5弦2フレット・A音を弾く際にも左手を広げて押さえたままにしておきたいですが、難しい場合は飛び移るようにして押さえ、6弦を離してしまってもよいでしょう。

[5]	[A]9〜10小節目：E♭maj7は、一番最初に左手薬指で押さえる6弦3フレット・E♭音を押さえたままにし、この指を軸にしながら弾きます（ダイアグラム譜を参照して下さい）。

[B]
[6]	[B]11〜12小節目：E♭add9は、左手人差指で3フレットを全セーハしていますが、もしも4〜6弦部分セーハのほうがやりやすい場合は、3弦3フレットの代わりに2弦開放でG音を弾いても構いません。


【音源】BSVD6050a
【録音日】2010年02月18日
【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム
【使用弦】Wyres CP1456M