==== Text encoding : UTF-8 ==== さくらさくら Cherry Blossoms, Cherry Blossoms  江戸時代から日本に伝わる古謡です。イタリアの作曲家プッチーニのオペラ「蝶々夫人(1904)」でも、この曲が使われています。  全体にゆったりと演奏し、音を伸ばすところなどは押弦した左手を揺らしてビブラートをかけてもよいでしょう。 [A] [1] [A]1〜2小節目:余力があれば、ベース音はコード・チェンジごとに消音しましょう。E7(♭9)では、左手人差指などで5弦(5フレットあたり)に触れ、直前に弾いたAmの5弦開放・A音を止めます。2小節目のAmでは、左手親指で6弦に触れるか、右手親指の側面で5弦を弾く直前に6弦に触れて、直前に弾いたE7(♭9)の6弦開放・E音を消音します。11〜12小節目や、[B]の11〜12小節目も同様です。 [2] [A]3小節目〜4小節目アタマ:部分セーハした左手人差指を離さずに、移行の軸にして弾きます。 [3] [A]5小節目・4拍目:5小節目など同じコードが続く箇所では、メロディを消音せずにわざと音が重なるようにして弾いています。ただしこの2弦6フレット・F音のみ、必要な時だけ押さえるようにしています(ダイアグラム譜を参照して下さい)。 [4] [A]9小節目・最後:直前では3弦5フレット・C音を押さえていた左手人差指を倒し、1〜3弦を部分セーハすることで1弦5フレット・A音を押さえます。難しい場合は、左手人差指の指頭を3弦5フレット・C音から離し、移動して押さえてもよいでしょう。 [B] [5] [B]1〜2小節目:[1]と同じく、余力があればベース音はコード・チェンジごとに消音しましょう。Eでは、左手人差指で5弦10フレットあたりに触れて、直前に弾いた5弦開放を止めます。2小節目のAmは、[1]と同様です。 [6] [B]14小節目:ダイアグラム譜には、ハーモニクス・ポイントに左手薬指で触れるよう記してありますが、どの指を使っても構いません(ハーモニクスが出しやすい指を使うとよいでしょう)。 【音源】BSVD4012a 【録音日】2011年7月22日 【使用ギター】モーリスS-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M