==== Text encoding : UTF-8 ==== This Road この道  北原白秋の作詞、山田耕筰の作曲による、日本の童謡です。  変拍子になっていますが、小節の区切りはあまり気にせず、自分が感じたフレーズの切れ目(コードの変わり目など)を意識して弾くとよいでしょう。  [A2]5〜6小節目や7〜8小節目など、連続したスライドでメロディを弾く部分がありますが、音が出にくい場合はすべてピッキングで弾いても構いません。 [Intro] [1] ダイアグラムには、左手薬指で触れるよう記してありますが、好きな指を使って構いません。弦を弾くごとに少し左手を離すようにすると、はっきりしたハーモニクスが出せますが、難しい場合は触れたまま5〜3弦を弾いてもよいでしょう。 [2] 左手人差指で2弦11フレット・B♭音を押さえ、1〜3弦(ないしは4弦)12フレットを左手薬指で触れます。2弦は押さえているため弦が下がり、そこだけ左手薬指が触れなくなります。 [A] [3] 4弦開放・D音のメロディは、ハーモニクスの間も伸ばし続けたいので、4弦を使わずにハーモニクスを弾いています。ハーモニクス最後の2弦7フレット・F#音は、可能なら3弦7フレット・D音のメロディを弾いた後も伸ばせるよう、2弦に触れずに3弦を押さえるようにします。 [4] 左手で6弦4フレット・F#音と4弦7フレット・A音を押さえたまま、右手人差指で2〜3弦19フレットに触れて、薬指で軽くダウン・ストロークしています(メロディである4弦に触れないよう注意しましょう)。ストロークが難しい場合は右手中指で3弦を、薬指で2弦をピッキングしてもよいでしょう。 [Inter] [5] メロディである4弦開放・D音を伸ばすため、[Intro]とは違う弦を弾いています。 [A3] [6] 左手人差指は、6弦は4フレット、1弦は5フレットを押さえるような形で、斜めにセーハします。難しい場合は6弦を離し、セーハせずに1弦5フレットだけを人差指の指頭で押さえてもよいでしょう。 [7] [A2]では次の音まで指を離しませんでしたが、ここは次のAmと共通の指が無いため、6フレットあたりまでグリス・ダウンしたらそっと離し、左手人差指で1〜3弦5フレットを部分セーハします。 [8] 2弦10フレット・A音を押さえたまま、F#m7からフォーム・チェンジします。 [Ending] [9] やわらかくダウン・ストロークして、終わります。 【音源】『T&J 〜 Solo Guitar Traditional Tunes of Taiwan & Japan 〜』 【録音日】2017年7月14日 【使用ギター】モーリス S-131M 【カポタスト】スタカポ SNAP47Bi-Rev5