==== Text encoding : UTF-8 ==== Cold Turkey [Plastic Ono Band] 冷たい七面鳥 〜コールド・ターキー〜 [プラスチック・オノ・バンド]  「平和を我等に」に続く、プラスティック・オノ・バンド名義でのセカンド・シングル。ビートルズ解散前の1969年10月にリリースされました。  [A]系([A]、[A2]、[A3]、[A4]、[A5]、[A6])は、ほぼ同じです。違いは、オリジナルに合わせた事によるメロディの符割りだけですので、弾きやすいメロディに統一してもよいでしょう。  [B]直前の1小節を除き、[A]系のベース音(すなわち低音弦)は、右手の手首あたりでギターのブリッジ近くの弦に触れて、音を詰まらせる“ミュート奏法”で弾きます。  [B]でTAB譜の下(符尾側)に×が付いている音は、スラップです。右手親指の側面で弦を叩いて、打音と同時に弦の音も出しています(ストリング・ヒットとは違い、親指の先を下向きにして叩き、また叩いた後は弦からすぐ指を離します)。 <写真1>  ダウン・ストローク記号が併記されている部分は、右手親指によるスラップと同時に、右手中指などでダウン・ストロークを行っています。 <写真2>  Coda前半は[A]系の偶数小節とほぼ同じです。後半は、5弦開放・A音も鳴らすようにして、荒くストロークしていきます。 [Intro] [1] [Intro.]2小節目・2拍目:符頭が×で表された音符はストリング・ヒットで、TAB譜には叩く弦を示してあります。基本的にはすぐ次に弾く弦を叩きますが、この部分は次がストロークですので、ストリング・ヒット自体は6弦を右手親指で叩き、1〜5弦、特に5弦の消音は左手か、あるいは右の手のひらなどで行います。 [2] [Intro.]2小節目・2〜3拍目:[1]で6弦を叩いた右手親指を6弦に乗せたまま、次のダウン・ストロークを行います(右手親指で6弦を消音しています)。4弦は、左手人差指で7フレットあたりに軽く触れて消音します。難しい場合は、7フレットを押さえて音を鳴らしても構いません。その後、2〜3弦をグリス・ダウンします。 [3] [Intro.]2小節目・3拍目ウラ:5弦開放・A音は、右手人差指でピッキングしています(5弦だけをアップ・ストロークするようなイメージです)。 [4] [Intro.]3小節目・2〜3拍目:基本的には[2]と同じです。4弦は5〜7フレットあたりに左手人差指で軽く触れて消音しますが、難しい場合は7フレットを押さえて音を鳴らしても構いません。 [5] [Intro.]4小節目・2〜3拍目:基本的には[2]と同じです。4弦は3〜5フレットあたりに左手人差指で軽く触れて消音しますが、難しい場合は5フレットを押さえて音を鳴らしても構いません。 [6] [Intro.]5小節目・2〜3拍目:基本的には[2]と同じです。3弦は、4弦を押さえた左手人差指で触れて消音します。 [A] [7] [A]2小節目:2〜3弦7フレットは、最初に弾いた後で少しだけチョーキングし(クォーター・チョーキング)、3拍目を弾いた後でチョーキング・ダウンします。 [A2] [8] [A2]8小節目最後:2〜6弦を左手で触れて消音し、1弦開放・E音だけが鳴るようにストロークします。 [B] [9] [B]1小節目・1拍目ウラ:押弦した左手を浮かせて音が出ないようにし、右手はスラップを行います(スラップによるブラッシング)。 [A6] [10] D.S.:ここまで演奏したら、[B]に戻ります(ダル・セーニョ)。そして<カッコ2.3.>の1小節目を終えたら、Codaへ跳びます。め)。6小節目も同様です。