==== Text encoding : UTF-8 ==== Dance with Me [Earl Klugh] ダンス・ウィズ・ミー [アール・クルー]  アメリカ東海岸のセッション・ミュージシャンによって1972年に結成されたロックン・ロール・ダンス・バンド、オーリアンズのヒット曲。バンドの中心メンバーである、ジョン・ホールと妻ジョアンナの作です。本楽譜はフュージョン・ギタリスト、アール・クルーの名盤『フィンガー・ペインティング』に収録されているカヴァー・ヴァージョンをもとにアレンジしています。 [Intro] [1] [Intro]2小節目・2〜3拍目:1〜3弦を部分セーハしていた左手人差指を、2〜4弦部分セーハに移行します(1弦も含めて押さえ、1〜4弦を部分セーハしても構いません)。1弦10フレットを押さえた左手小指は、押さえたままにして移行の軸に使います。[A]最後や[D]最後など、曲の随所に出てくるこのフレーズも同様です。 [A] [2] [A]2小節目・1拍目ウラ:2弦2フレット・C#音を押さえた左手中指を3フレットへスライドし、同時に左手人差指で1弦2フレットをハンマリング・オンします。 [3] [A]3小節目・4拍目:4弦のハンマリング・オンは、左手人差指で4〜5弦を部分セーハする形で行います。この時5弦は、6弦を押さえた左手中指で触れて音が出ないようにします。直後の5弦2フレット・B音を弾く際は、左手中指は6弦を押さえたまま、5弦に触れた箇所を離します。 [4] [A]7小節目・冒頭:ここでは弾きませんが、3弦の2フレットを押さえた左手人差指は離さずに、次の部分セーハへ移行するための軸に使います。 [5] [A]7小節目・2拍目:[2]と似ていますが、ここの1弦2フレット・F#音のハンマリング・オンは、指頭を3弦2フレットに置いた左手人差指を倒して、1〜3弦を部分セーハすることで行います。 [6] [A]8小節目・最後:1弦5フレット・A音を押さえた左手小指と2弦3フレット・D音を押さえた中指は離さず、特に中指は1回目、2回目(リピート時)ともに次のフォームへの移行の軸にします。 [B] [7] [B]1小節目・1〜3拍目:直前からの運指の都合から、6弦を左手親指で押さえます。ただし2拍目以降は、6弦を左手中指で押さえます。 [8] [B]2小節目・後半:かなり左手を開くフォームです。難しい場合はグリス・アップせず、下記譜例のように別のポジションで弾いてもよいでしょう。 <譜例> [9] [B]7小節目:オリジナルではベース・ソロにあたる箇所です。最初の6弦開放・E音は右手親指で引っ掛けるように弾きます(>:プル)。2拍目、最初の5弦と6弦の×はストリング・ヒットで、5弦を右手人差指、6弦を親指で叩きつつ指を弦に乗せ、次の5弦5フレット・D音は弦に乗せた人差指でプル、続く5弦の×はその人差指でストリング・ヒット、次の5弦開放・A音は再び人差指でプル。3拍目、最初の5弦開放は右手人差指に親指を添え、フラット・ピックを持つような形にして、人差指の爪側を叩きつけるような感じで5弦だけをダウン・ストロークします。ハンマリング・オン後は2フレットを押弦した左手を少し浮かせ、音高感を消してストローク。4拍目の5弦7フレット・E音も同様に、爪側で叩くような感じでダウン・ストロークします。 [Ending] [10] [Ending]3小節目・後半:右手人差指でハーモニクス・ポイント(12フレット)に触れ、右手親指などでピッキングして、ハーモニクスを出します。 [11] [Ending]6小節目・最後:6弦は音を出したくないので、右手親指を6弦に乗せ、5弦から下(高音弦方向)を右手人差指などで柔らかくダウン・ストロークします。 【音源】BSVD3068a 【録音日】2003年7月15日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】John Pearse #736