==== Text encoding : UTF-8 ==== Arthur's Theme (Best That You Can Do) [Christopher Cross] ニューヨーク・シティ・セレナーデ [クリストファー・クロス]  1981年公開の映画『ミスター・アーサー』の主題歌です。作詞・作曲は、歌唱も担当したクリストファー・クロスをはじめ、数多くのヒット曲を手がける作曲家バート・バカラック、シンガー・ソング・ライターのピーター・アレン、作詞・作曲家のキャロル・ベイヤー・セイガーの4人が共作しています(バート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーは、翌年の1982年に結婚)。  符頭が×印の音符は、ストリング・ヒットです。右手指で弦を叩いて打音を出し、弦に乗せた指を使って次の音をピッキングします。この曲ではいくつかの箇所で出てきますが、強い打音を出すというよりも、音を止めるために軽く叩く…と考えればよいでしょう。 [B]  1小節目〜2小節目アタマと、5小節目〜6小節目アタマは、軽いストロークで弾きます。 [1] 音を出したくない6弦は、左手の親指でネックを握り込むか、5弦を押さえた左手薬指の指頭で触れて、消音します。 [2] 四角で囲われた縦長のXは、スラムです。右手指を使って指板のサウンド・ホール端あたりで1〜3弦を叩き、音を止めると同時に打音を出しています。指は弦に乗せておき、次のアップ・ストロークはその指を使って行います。 [3] 音を出したくない5弦は、6弦を押さえた左手薬指で触れて消音します。同様に1弦も音を出したくないので、2弦を押さえた左手人差指で触れるか、右手のうちストロークで使用しない指を1弦に乗せるなどして、消音します。 [4] 2弦のメロディは伸ばしたまま、6弦をストリング・ヒットします。メロディを止めてしまわないように注意しましょう。 [5] ここも[4]と同様に、2弦のメロディを伸ばしたまま、伴奏の5弦をストリング・ヒットします。 [6] 音を出したくない6弦は、5弦を押さえた左手中指の指頭で触れるか、右手親指を乗せるなどして消音します。同様に1弦も音を出したくないので、2弦を押さえた左手小指で触れるなどして消音します。 [7] 記譜の都合により伴奏に休符がありますが、この休符は2〜4弦を止めることを意味しており、5弦開放・A音は小節いっぱい伸ばしておきます。次の小節も同様です。 [8] ここは伴奏なので、3弦5フレット・C音を弾く時点で2弦3フレット・D音は止めず、わざと音を重ねます。 [Inter] [9] ここまで演奏したら、[B2]へ戻ります(ダル・セーニョ)。そして[B2]8小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 [Coda] [10] ここまでのサビ1・5小節目とコードが異なります(Cadd9)。難しい場合は、他の箇所と同様にCmaj7で弾いてもよいでしょう。 [11] 直前に弾いた3弦開放・G音を伸ばしたまま、弾きます。 【音源】BSVD3049a 【録音日】2022年5月11日 【使用ギター】モーリス S-131M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP47Bi-Rev5