==== Text encoding : UTF-8 ==== Moonlight Serenade [Glenn Miller] ムーンライト・セレナーデ [グレン・ミラー]  グレン・ミラー楽団のテーマ曲としても有名な、スタンダード・ナンバーです。1935年頃、グレン・ミラーが作曲や編曲の練習として書いたと言われています。  曲自体、特にメロディはゆったりしていますが、伴奏の内声がよく動きます。メロディより内声が目立ってしまうことのないよう、意識してメロディを強めに弾くようにするとよいでしょう。 [A] [1] 2弦2フレット・C#音を押さえた左手中指は、2弦3フレット・D音へのハンマリング・オン後も離さずにおき、それを軸にして次のAdimに移行します。 [2] 音源では、1回目のみクイック・アルペジオを行い、2回目(リピート時)と3回目(セーニョ時)はクイック・アルペジオを行わず同時に弾いています。特に重要な違いではありませんので、どちらかに統一して弾いていただいて構いません。 [3] 音源では、1回目と3回目(セーニョ時)のみクイック・アルペジオを行い、2回目(リピート時)はクイック・アルペジオを行わず同時に弾いています。特に重要な違いではありませんので、どちらかに統一して弾いていただいて構いません。 [4] 伴奏がメロディよりも高音弦に来ますので、強く弾きすぎないよう注意しましょう。小節冒頭のメロディ(2弦7フレット・F#音)もしっかり意識しましょう。 [5] 続くD7のフォームの都合により、1~3弦5フレットは左手人差指で部分セーハします(ダイアグラム譜を参照して下さい)。 [6] 2弦7フレット・F#音を押さえた左手薬指は、左手小指で2弦8フレット・G音を押さえた後も離さずにおき、それを軸にして次のB(♭9)(onD#)に移行します。 [7] 右手親指の側面で、5〜6弦をストリング・ヒットします。親指の指頭は5弦に来るようにして、次のピッキングに使います。6弦を叩くのは、直前に弾いた開放・D音を消音するためですので、音が止まりさえすれば触れる程度で構いません。 [B] [8] ここまで演奏したら、[A]に戻ります(ダル・セーニョ)。そして[A]10小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 [coda] [9] ここ以降、シャッフルではなくイーブン(even:ハネない)で演奏します。 【音源】BSVD2004a 【録音日】2002年9月16日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム