==== Text encoding : UTF-8 ==== 帽ふれ [M’s Space version] Farewell Tune [M’s Space version]  初出は、私が25歳の時に作ったアルバム『Father & Son』。このアルバムは、作詞家である私の父・南澤純三の作った詞に私が曲を付けてできた歌を中心にしたものです。この曲のタイトルも父が書いたエッセイからとったもので、この「帽ふれ」というのは海軍式の別れ(出港)の挨拶のこと。仕事の都合で両親が奈良に引っ越すことになった折り、父への、そして初めて一人暮らしをすることになった私自身へのエールを込めて作った曲です。  のちに、2005年発売のソロ・ギター・アルバム『Milestone』にも、再録音したヴァージョンを収録しています。  [A]2小節目・2拍目など、符頭が×印の音符はストリング・ヒットです。弦に、右手親指を叩く感じで乗せて、音を止めると同時に打音を出し、続いてその指で引っかけるように弦をピッキングすることで次の音を弾きます。  L.H.(レフト・ハンド)は、左手だけで音を出します(動作としてはハンマリングと同じ)。ただし、特に意図があってレフト・ハンドで弾いているわけではありませんので、普通にピッキングして構いません。 [Intro]  ハーモニクス以外の部分では、2〜4弦7フレットを左手人差指で部分セーハしています。ただし1弦は開放にする必要がありますので、難しい場合は、セーハではなく個別に押さえてもよいでしょう。 [B2] 1 ここまで演奏したら、[B]5小節目に戻ります(ダル・セーニョ)。そして[C]6小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 【音源】BSVD9008a 【録音日】2013年10月8日 【使用ギター】モーリスS-131M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M