==== Text encoding : UTF-8 ==== When the Star Flows 星が流れたら  2005年発売のアルバム『Milestone』に収録。子供向けプラネタリウム番組「さんびきのこぶた、ながれぼしをみた。」(2003/板橋教育科学館にて初投影)の主題歌で、友人の水野ノブヨシくん(Rita iota)に歌詞を先に書いてもらい、ギターで弾き語りながら作ったものです。『Milestone』では、そのオリジナル・ヴァージョンと同じキー(Dメジャー)にするため、全ての弦を全音下げてCGCFADにしています。普通のドロップDのまま弾いていただいて構いませんが、もしCDに合わせて練習・演奏される場合は、CGCFADにチューニングすれば同じ音になります。  チューニングはドロップDで、2フレットの2〜6弦にカポを付けています(写真1)。カポは1弦を空けておかなければならないのですが、片側から止める形であれば普通のカポが使えます(5本の弦だけを押さえる専用のカポも市販されていますし、バンジョー用のカポを使っても同じ事ができます)。ちなみに私はshubb社製の、普通の6弦用カポを使用しています。 写真1  TAB譜で1弦0フレットと記された部分([A]8小節目など)は開放弦を表し、そのまま押さえずに1弦を弾きます。 [Intro] [1] 楽譜上では、3拍目でF7にコード・チェンジしていますが、左手はこの時点(2拍目ウラのウラ)でフォーム・チェンジしています。 [2] 符頭が×の音符は、ストリング・ヒットです。右手指の指頭で弦を叩き、そのまま指を弦に乗せて、音を止めると同時に打音を出しています。 [A] [3] [1]と同様に、2拍目ウラのウラでフォーム・チェンジしています。6小節目の当該部も同じです。 [4] [1]、[3]と同様、ここも2拍目ウラのウラでフォーム・チェンジしています。7小節目の当該部も同じです。 [5] この音は1回目では弾き、2回目(リピート時)では弾いていません。ただし、大きな違いではありませんので、どちらか弾きやすい方に統一していただいて構いません。 [6] この部分(4拍目)は2回目(リピート時)のみ、カッコで括られた部分を弾いています。ただし、大きな違いではありませんので、どちらか弾きやすい方に統一していただいて構いません。 [7] このストリング・ヒットは2回目のみ打音が聞こえています。ただし1回目も、消音のため右手指を弦に乗せる動作をしています。打音が大きく出ているかどうかの違いに過ぎませんので、打音有り・無しのどちらかに統一していただいて構いません。 [B] [8] レコーディング時はこのように弾いていましたが、最近では3弦7フレット・D音を1弦開放で出しています。他のメロディである3弦6フレット・C#音、2弦5フレット・E音を、消音せずにわざと重ねて弾く事もあります。 [9] 1弦5フレット・A音のメロディを押さえたままで、2〜3弦の裏メロを弾きます。ちなみにこの小節は、演奏されている音からはコードを特定できませんので、オリジナル・ヴァージョンのコードであるFを、参考までにカッコ付きで記してあります。 [10] 1弦と3弦のオクターブ・ユニゾンを維持したまま弾きます。 [11] メロディは、楽譜では1弦9フレット・C#音として音符はカッコで囲ってありますが、これは記譜上の都合によるもので、実際には5フレットへの移動の途中です(グリス・ダウンしているため)。 [C] [12] 押さえた2弦と4弦を、7フレットから4フレットへグリス・ダウンします。 [13] □で囲まれた1弦0フレットは、開放弦を弾くのではなく0フレット(2フレットカポと同じフレット位置)の、空いている1弦を押弦します(写真2)。 写真2 [14] ここまで演奏したら、[A]に戻ります(ダル・セーニョ1)。そして[A]8小節目を終えたら、[B]に行かずにCoda1([B2])へ跳びます。 [B2] [15] ここまで演奏したら、[B]8小節目に戻ります(ダル・セーニョ2)。そしてその後、[C]7小節目を終えたらCoda2へ跳びます。 [Ending] [Intro]1〜2小節目とほぼ同じパターンの繰り返しです。