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Johann Strauss I : Radetzky March
ヨハン・シュトラウス1世：ラデツキー行進曲


　“ワルツ王”ヨハン・シュトラウス2世の父で、“ワルツの父”と呼ばれるヨハン・シュトラウス1世（1804〜1849）の代表作。祖国オーストリアの英雄ラデツキー将軍の戦勝を讃えた行進曲です。

　いくつかの音を、短く切ります。切る音には、音符の旗側に黒い点（スタカート記号）を付記してありますので、参考にして下さい。短く切るには、押弦した左手を離したり、開放弦の場合は左手で触れたり、また右手でピッキングした後に触れたりするとよいでしょう。

[Intro]
　1小節目は、右手人差指などで軽くストロークします。2〜4小節目は運指が難しいので、下記譜例1のようにメロディだけを弾くようにしてもよいでしょう（その場合、最初のコードもロー・ポジションで弾いてOK）。

[C]
[1]	軽めのストロークで弾きます。5〜6弦は音を出したくないので、右手親指を寝かせて乗せるなどして消音するとよいでしょう。2弦1〜2fをセーハした左手人差指はBmで外すのではなく、押さえたままにしてコード・チェンジ時の軸にします。ただし、F#からBmに行く時は位置を変えずに、指を緩めたり浮かせるなどして、音を切ります。

[2]	ここまで演奏したら、[A]に戻ります（ダル・セーニョ）。そして、またここまで来たら再び[A]に戻り、[B]の6小節目を終えたらCodaへ跳びます。

【音源】BSVD7018a
【録音日】2005年8月1日
【使用ギター】モーリス S-121sp
【使用弦】John Pearse #736