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Mozart : Symphony No. 25 1st mov.
モーツァルト：交響曲第25番 第1楽章

　オーストリアの作曲家モーツァルト（1756〜1791）が17歳で作曲した、交響曲第25番ト短調（K.183）の第一楽章。彼の半生を描いた映画「アマデウス」の冒頭でも使用されています。

　プリング・オフを使った速く細かいメロディが多いので、はじめのうちはゆっくりと、しっかり音を出すように心がけて練習するとよいでしょう。

[A]
[1]	4弦2f・E音と6弦2f・E音を押さえたままにすると、プリング・オフによるメロディが弾きにくいので、3拍目あたりで離すようにしましょう。また、離す時に余計な音が出ないよう、静かに離すか、または右手親指で低音弦を消音するとよいでしょう。

[B]
[2]	左手の人差指と中指は押さえたままにして、小指と薬指を押さえたり離したりすることで演奏します。

[C]
[3]	B7(onD#)で指が届かない場合は、譜例1のようにB7(onD#)とEmの伴奏を1オクターブ上げてもよいでしょう（続くCの運指も変更してありますので、ご注意下さい）。

＜譜例1＞

[4]	1弦7f･B音と6弦2f･E音を同時に押さえます。かなり左手を開きますので、もし指が届かない場合は、譜例2のように伴奏を1オクターブ上げてもよいでしょう。

＜譜例2＞

【音源】BSVD7016a
【録音日】2007年8月1日
【使用ギター】モーリス S-121sp
【使用弦】Wyres CP1456M