==== Text encoding : UTF-8 ==== Tristesse [Chopin] 別れの曲 [ショパン]  “ピアノの詩人”ショパン(1810〜1849)による『12の練習曲(エチュード)』中の1曲で、実際のタイトルは「エチュード第3番 ホ長調 作品10の3」です。ショパンの伝記映画『別れの曲(1934)』に主題歌として使われ、この題名で広く知られるようになりました。  オリジナルのキー(Eメジャー)で演奏するには9フレットにカポタストを付ける必要がありますが、演奏面であまり現実的ではないので、カポタストを5フレットに指定してあります。特に5フレットである必要はありませんので、弾きやすいフレットにカポタストを付けて演奏すればよいでしょう。 [A] [1] 1弦5フレット・A音を押さえた左手人差指は、1弦7フレット・B音を弾く時も離さずにおくとよいでしょう。 [B] [2] 4弦2フレット・E音を押さえた左手中指を離さず、軸にして弾きます。 [3] この部分のメロディは、フレーズが速いこともあり、消音せずに半音で音をぶつけています。3〜4弦を速く弾くのが難しい場合は、3弦開放の代わりに4弦5フレットでG音を出してもよいでしょう。 [4] ここまで演奏したら、曲の冒頭に戻ります(ダ・カーポ)。そして[A]<カッコ2.3.>6小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 【音源】BSVD7007a 【録音日】2019年7月10日 【使用ギター】モーリス S-131M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP47Bi-Rev5