==== Text encoding : UTF-8 ==== Moonlight Sonata [Beethoven] 月光 [ベートーヴェン]  ベートーヴェン(1770〜1827年)が32曲残したピアノ・ソナタ(3部構成によるピアノ独奏曲のこと)のうちの第14番で、そのうちの第1楽章にあたる部分です。「月光」というタイトルはベートーヴェンが付けたものではなく、後にドイツの詩人レルシュターブ(シューベルト「セレナード」の詩の作者でもあります)が、この第1楽章を“月光の波にゆらぐ小舟のようだ”と評したことから来ています。  オリジナルの後半の一部を、省略しています。  [D]最後の小節から[E]の終わりまでは、メロディが低音側に来ますので、伴奏は音符の棒や旗を上向きに、メロディは下向きに記してあります(通常とは逆)。 [Intro] [1] GからC(onE)へは、2弦3fを押さえた左手人差指を軸に、1fへ移動させてフォーム・チェンジします。 [2] 最初のF#7からF#sus4までは4弦4f・F#音を左手薬指、6弦4f・F#音を左手中指で押さえておき、4拍目のF#7ではそれらを離して、2弦2f・C#音を押さえた左手人差指を軸に移行します。 [3] 最初は左手人差指の指頭で5弦2f・B音を押さえます。4拍目の1弦2f・F#音を弾く時点で人差指を倒して、1〜5弦をセーハします。 [A] [4] 次のF7(onC)でのフォームの都合により、この時点で左手人差指を使って1fをセーハします。 [5] 左手人差指で1〜5弦1fをセーハし、B♭maj7(onA)に移行する時点で、1弦1f・F音に指を残したまま、指頭だけを上げて5弦を開放にします。 [B] [6] 筆者は4〜6弦4fを左手人差指で部分セーハし、2弦4f・E♭音を左手中指で押さえていますが、人差指で4fを全セーハしてもよいでしょう。 【音源】BSVD7004a 【録音日】2007年8月3日 【使用ギター】モーリスS-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】John Pearse #736