==== Text encoding : UTF-8 ==== Flea Waltz 猫ふんじゃった  ピアノの練習曲として有名な曲で、作曲者は不詳。「猫ふんじゃった」というタイトルは日本だけのもので、たとえば韓国では「猫の踊り(고양이 춤)」、ドイツでは「ノミのワルツ(Flohwalzer)」、ロシアでは「犬のワルツ」など、世界中さまざまなタイトルで親しまれています(ちなみにですが、この曲はワルツ形式ではありません)。  音符の上下に付いた点はスタッカートで、音を短く切ることを表しています。最初は気にせずに練習し、慣れてきたら音の長さにも気をつけてみるとよいでしょう。押さえた左手を緩めたり、ピッキングした右手 指で弦に触れるなど、いろんな方法で音を切る事ができます。 [B] [1] 左手人差指で、4〜6弦を部分セーハします。部分 セーハが難しい場合は、右図のように左手人差指で全セーハし、B音を2弦開放の代わりに3弦4fで出してもよいでしょう。 図 [C]  最後のプリング・オフを除き、音符の旗や棒が下向きのパートがメロディで、上向きが伴奏になっています。 [2] ここの前後では、4弦3f・F音を左手人差指、5弦5f・D音を左手薬指で押さえていますが、プリング・オフは共に指を離して行います。 [3] ここまで演奏したら、[A]に戻ります(ダル・セーニョ)。そして再びここまで来たら、もう一度[A]に戻ります。そして[A]7小節目を終えたら、Codaへ跳びます。短くしたい場合は、繰り返しを1回減らしてもよいでしょう。 Coda [4] 符頭が×の音符は、ストリング・ヒットです。右手指で弦を叩いて打音を出し、そのまま指を弦に乗せておいて、次のピッキングで使っています。 【音源】BSVD7001a 【録音日】2019年6月17日 【使用ギター】James AC/DM 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP50Bi-T Pro3