==== Text encoding : UTF-8 ==== Vivaldi : Mandolin Concerto RV.425 ヴィヴァルディ:マンドリン協奏曲  ヴァイオリン協奏曲「四季」をはじめ、数多くの協奏曲を残しているイタリアの作曲家ヴィヴァルディ(1678〜1741)。この曲は、彼がマンドリンのために書いた協奏曲です。1979年公開の映画「クレイマー、クレイマー」のオープニングなどで使われ、今も親しまれています。 [B]  2小節目のFと4小節目のG、3小節目のD(onF#)と5小節目のE(onG#)は同じフォームが平行移動したものです。4弦を押さえた左手薬指を軸に、少しずつハイ・ポジションへ移動していきます。ちなみに7小節目のF(onA)も3、5小節目と同じ流れですが、直前のAmで1〜3弦を部分セーハしており、その指を生かすために少し押さえ方が異なります。 [C]  1〜2小節目のCは、5弦3フレット・C音を押さえた左手薬指を軸にして弾きます。[D]1〜2小節目も同様です。 [1] 伴奏のG音は、直前のFで1〜4弦を部分セーハしたフォームをそのまま平行移動しているため4弦5フレットで弾いていますが、部分セーハを離して3弦開放で弾いても構いません。 [D] [2] 次の小節のFに備え、この時点で1フレットを全セーハしておきます。 [F] [3] 直前のFのフォームを平行移動しているため、ダイアグラムのような押さえ方になっています。難しい場合は、右図のフォームでも同じ音が出せるので、このフォームで弾いてみて下さい。 [4] ここまで演奏したら、曲の冒頭に戻ります(ダ・カーポ)。そして[C]3小節目を終えたら、Codaへ跳びます。この時、[C]3小節目あたりから少しテンポを落とすとよいでしょう(リタルダンド)。 【音   源】 BSVD7052a 【録 音 日】 2006年7月11日 【使用ギター】 モーリスS-121sp 南澤大介カスタム 【使 用 弦】 John Pearse #736