==== Text encoding : UTF-8 ==== Bach : Jesu, Joy of Man's desiring バッハ:主よ、人の望みの喜びよ  全10曲からなるカンタータ『心と口と行いと生活で』(BWV147)の、第10曲(最終曲)となるコラールです。ヨハン・ショップ(1590?〜1667)が1641年に作った「心をはずませ」のメロディ(本楽譜の[B]系部分)を引用し、構成されています。ちなみに“カンタータ”とは複数の曲(楽章)から成る大規模な声楽曲の形式、“コラール”とは賛美歌の一種のことです。  音をできる限り、音符の長さ通りに通りに演奏するように気をつけましょう(レガート)。ダイアグラム譜に記された運指が難しい場合は、適宜変更して構いません。  カポタストの位置は、演奏し易さを考慮して5フレットにしてありますが、自由に変えて構いません。 [B] [1] 音の最小単位が付点四分音符(八分音符3つぶん)になりますが、八分音符を意識してリズムを取るなどして、テンポが速くなってしまわないように注意しましょう。7〜9小節目も同様です。 [2] 左手が難しい場合は、人差指を移動させて6弦2フレット・E音を押さえてもよいでしょう(その場合、2拍目のみ3弦2フレット・A音が途切れます)。 [A2]  ほぼ[A]と同じですが、冒頭のメロディが異なり、また7小節しかありません([A]は8小節目まであります)。 [B2]  ほぼ[B]と同じですが、6〜8小節目は伴奏側で[A]のメロディを弾いています。難しい場合は、代わりに[B]の6〜8小節目を弾くとよいでしょう。 [B3]  ほぼ[B]と同じですが、4弦開放・D音でリズムを刻んでいます。 [D] [3] 伴奏フレーズがメロディになっていますが、音は[A]8小節目と同一です。ですので音源では、メロディを消音していません(次の小節から消音し、メロディをはっきりさせています)。 【音源】BSVD7049a 【録音日】2021年4月17日 【使用ギター】モーリスS-131M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP50Bi-T Pro3