==== Text encoding : UTF-8 ==== Verdi : Aida ヴェルディ:アイーダ  イタリア・オペラを代表する作曲家ヴェルディ(1813〜1901)の最高傑作といわれる、壮大な歌劇。エジプトに敗れ奴隷となったエチオピアの王女アイーダと、エジプトの将軍ラダメスの悲しい恋の物語です。本楽譜でアレンジしているのは、エチオピア王を捕らえてラダメスが凱旋するシーンの第2幕第2場“エジプトとイシスの神に栄光あれ”([A])と“凱旋行進曲”([B]、[C])で、ともにサッカーのアンセムとしても有名です。  主にストロークによって演奏します(TAB譜の下側に門とV、門はダウン・ストローク:高音弦方向に弾き下ろす、Vはアップ・ストローク:低音弦方向に弾き上げる)。ストロークは右手人差指や中指で行い、TAB譜に記されていない弦…特にメロディより高音の弦は、音が出ないように消音します。  メロディより高音の弦は、ストロークに使っていない右手指を乗せるか、左手で触れて止めます(例えば[A] 1小節目では、最初のみ1弦も弾きますが、2拍目ウラ以降は押さえていた左手小指を浮かせて触れる、など)。また、上下の弦は鳴らすけれどその間の弦を鳴らさない場合は、ひとつ低い弦を押さえた指で触れて止めます。例えば2小節目・Gmの5弦は、6弦を押さえた左手薬指で触れます。 [A] [1] 4〜5弦19fを右手で叩いて、タッピング・ハーモニクスを出しています。この時左手は、必要無い音が出ないように1〜3弦と6弦に触れて、消音します。もしハーモニクスが出にくい場合は、左手は直前のAのフォームのままにして右手で5弦12fを叩き、単音のハーモニクスを出します。あるいは、同じく左手はAのフォームのまま右手で全弦の14フレットあたりを叩いてハーモニクス(実音になってもよい)を出すなどで代用してもよいでしょう。4小節目・4拍目も同様です。 [2] ブラッシング(縦長のX)は、コード・チェンジ時に左手を移動させる隙間を作るためのものですので、しっかり弾く必要はありません。 【音源】BSVD7047a 【録音日】2005年11月8日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】John Pearse #736