==== Text encoding : UTF-8 ==== Satie : Gnossiennes No.1 サティ:グノシェンヌ第1番  フランスの作曲家エリック・サティ(1866〜1925)が24歳の頃に作ったピアノ曲「3つのグノシェンヌ」の第1番です。タイトルの「グノシェンヌ」とは、“知る”という意味のギリシャ語からサティ自身が作った造語だとも、ミノタウロスの伝説で有名な古代クレタ島のクノッソス宮殿に由来するとも言われています。北野武さんの初監督映画「その男、凶暴につき(1989)」をはじめ、いろいろな映画やCMなどで使われています。  曲の大部分はEmで、開放弦(2、3、6弦)を使って伴奏しています。1弦のメロディを押さえる際に、2弦の伴奏を止めてしまわないように注意しましょう。 [A] [1] 1弦2フレット・F#音は、ダイアグラム譜では左手中指で押弦するように記してありますが、難しい場合は薬指でもよいでしょう。その場合、薬指は次の小節の冒頭でも押さえておき、1弦3フレット・G音は左手小指で押さえます。また、5弦2フレット・B音を押さえた指で4弦に、また1弦2フレット・F#音をハンマリング・オンした指で2弦に触れないように注意しましょう。 [B] [2] 2弦8f・G音から7f・F#音へのスライドは、3弦と4弦を押さえたまま行います。次の小節や、5〜6小節目も同様。 [D] [3] ここまで演奏したら、[B]に戻ります(ダル・セーニョ)。そして6小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 【音源】BSVD7042a 【録音日】2020年9月26日 【使用ギター】モーリスS-131M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP47Bi-Rev5