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Necke : Csikos Post
ネッケ：クシコス・ポスト


　ドイツの作曲家ヘルマン・ネッケ（1850〜1912）の代表作で、日本では運動会などで使われ、親しまれています。タイトルの「クシコス・ポスト」は“郵便馬車”という意味です。

　[A]最後などの×で示された音は、ストリング・ヒットです。右手親指で低音弦を軽く叩いて、消音すると同時に弦がネックに当たる音を出してリズムのアクセントにしています。

[Intro]
[1]	音を切る必要から、G音を4弦5フレットで弾いていますが、3弦開放を使っても構いません。

[A]
[2]	右手は、親指が6弦、人差指が4弦、中指が3弦、薬指が2弦を担当し、中指→親指→人差指→中指→薬指の順にピッキングします。ただしBのみ、担当する弦が人差指：5弦、中指：4弦、薬指：3弦に変わります。また、演奏が難しい場合は、下記譜例1のように簡略化してもよいでしょう。

[B]
　1〜4小節目は、音符の旗や棒が下向きのパートがメロディになります。上パート（1〜2弦）は伴奏ですので、少し弱めに弾くとよいでしょう。

[3]	下パート（メロディ）は、音を短く切ります。[B]の3小節目も同様です。

[E]
[4]	ウラ拍の3〜4弦開放は、他の弦を押さえた指で触れてしまわないように注意しましょう。

【音源】BSVD7041a
【録音日】2005年7月31日
【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム
【使用弦】John Pearse #736