==== Text encoding : UTF-8 ==== Wagner : Bridal Chorus ワーグナー:婚礼の合唱  『ニーベルングの指輪』『トリスタンとイゾルデ』など、数々の歌劇で知られるドイツの作曲家・ワーグナー(1813〜1883)。この「婚礼の合唱」は、1846年から1848年にかけて書かれた歌劇『ローエングリン』の第3幕で歌われている曲で、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」と並び結婚式ではおなじみです。 [Intro] [1] 3弦12fに左手(薬指の指頭など)で触れ、右手でピッキングしてナチュラル・ハーモニクスを出します。左手はピッキング直後に毎回離すと音が伸びますが、慣れないうちは触りっぱなしにしてもよいでしょう。 [A] [2] 2弦1フレット・C音は左手人差指の指頭で押さえ、1弦1フレット・F音を弾く時点で人差指を移動して押さえます。あるいは、1〜2弦を部分セーハで押さえても構いません。 [3] もし余力があれば、EmやAmはロー・ポジションでのコード・フォームを参考にして、弾かない弦も押さえておくとよいでしょう(Em…4弦2フレット・E音:中指/5弦2フレット・B音:薬指、Am…3弦2フレット・A音:薬指、4弦2フレット・E音:中指)。こうすることで、間違った弦を弾いても不協和音が出なくなり、また弦の共鳴により響きが少しだけ豊かになります。 [4] 同じ弦を連続して弾くので、右手親指と人差指を使って交互にピッキングします。最初の三連符は親指→人差指→親指、次の八分音符は人差指→親指の順です。 [Ending] [5] 1弦3フレット・G音は装飾音符ですが、次の音はプリング・オフなどせずにピッキングします。 【音源】BSVD7026a 【録音日】2019年12月22日 【使用ギター】tupli argo #077 【使用弦】Wyres CP1456M