==== Text encoding : UTF-8 ==== Johann Strauss II : The Blue Danube ヨハン・シュトラウス2世:美しき青きドナウ  “ワルツの父”ヨハン・シュトラウス1世を父に持ち、自身も“ワルツの王”と呼ばれるヨハン・シュトラウス2世(1825〜1899)の代表作で、ウインナ・ワルツの傑作です。1867年当時、敗戦に沈むウィーンの人々の心を励ますために作られ、今日では第二のオーストリア国歌とも言われています。  メロディに対して合いの手のように入る伴奏(裏メロ)や、[C]のメロディなど、音を短く切る部分がいくつかあります。楽譜ではスタカート記号(音符の上に点)を付記してありますので、ピッキングした後に押弦した左手を緩めたり、左手や右手で弦に触れるなどして、できるだけ音の長さをコントロールしましょう。 [A] [1] ここは高い音のみ短く切り、低い音は通常通り伸ばします。何箇所かある同様の部分には、すべて「[1]」を付記してありますので、注意してみて下さい。 [B] [2] ロー・ポジションでも同じ音は出せますが、開放弦を使わない方が音を短く切りやすいので、このポジションにしてあります。 【音源】BSVD7013a 【録音日】2005年7月10日 【使用ギター】モーリスS-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】John Pearse #736