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Polovtsian Dances  [Borodin]
ダッタン人の踊り  [ボロディン]


　化学者と医師を本業とする“日曜作曲家”ボロディン（1833〜1887年）の作品で、彼の代表作である歌劇『イーゴリ公』第二幕の序曲です。“ダッタン（韃靼）人”というのは日本での意訳で、実際に物語に登場するのはトルコ系遊牧民族の“ポーロヴェツ人”です。そのため近年では日本でも、“ポーロヴェツ人の踊り”というタイトルが使われています。また、ブロードウェイ・ミュージカル『キスメット』では「ストレンジャー・イン・パラダイス」というタイトルでカヴァーされ、こちらも有名です。

[B]
[1]	3弦（左手中指）と4弦（左手薬指）を押さえたまま、2弦を押さえた左手人差指を移動させて弾きます。

[C]
[2]	左手中指で押さえた4弦2f・E音は、左手小指で4弦4f・F#音を押さえた後も押さえ続けておき、次のA#dimへはその中指を軸にすると移行しやすいでしょう。

【音源】BSVD7005a
【録音日】2007年7月27日
【使用ギター】モーリスS-121sp 南澤大介カスタム
【使用弦】John Pearse #736