==== Text encoding : UTF-8 ==== 仕事はつらいぜ (「千と千尋の神隠し」より) It's Hard Work (from “Spirited Away”)  スタジオジブリによる、2001年公開のアニメーション映画「千と千尋の神隠し」サウンドトラックより。リンと千が湯屋や大湯の掃除をするシーンで、使われています。  全体にハネた、三連のリズムで弾きます(シャッフル)。曲の構成はオリジナルに準じていますが、曲調が変わる中間部(千がカオナシを屋内に招くシーン)と、曲最後のパーカッションのみの箇所をカットしてあります。  伴奏(音符の棒や旗が下向きのパート)は、[C]直前の[2]を除いて、すべて“ミュート奏法”で弾きます。これは、右手の小指がわ側面(手首寄り)でブリッジあたりの弦に触れ、音を詰まらせる弾き方です。  音符の符尾側(棒や旗の側)に付いた黒点はスタカートを表し、付記された音を短く切ります。 [Intro] [1] 5弦と6弦の3フレットを続けて弾く箇所が、[Intro]やCodaに何度か出てきます。ダイアグラム譜では1本の指で部分セーハするように記してありますが、違う指を使って個別に押さえても構いません。 [B] [2] TAB譜の下に付記された+はパーム、×はスラップを表します。パームは、右手のひらの手首部分でギターのボディ(サウンド・ホールの上あたり)を叩いて、低い打音を出します。スラップは、右手親指を下向きにして、5~6弦を叩いて音を出します。パームの動作を元に、スラップを加える…と考えればよいでしょう。 [C] [3] 記譜の都合からこの部分のみ、音符の棒や旗が上向きのパートが和音になっています。ちなみにメロディは最高音(1弦5フレット・A音)で、4~5弦で弾くベース音は他の部分と同じくミュートで弾きます。 [4] ここまで演奏したら、[Intro]3小節目に戻ります(ダル・セーニョ)。そして[B]を終えたら、Codaへ跳びます。 【音源】BSVD5029a 【録音日】2019年9月14日 【使用ギター】モーリスS-121ap 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M 【カポタスト】スタカポ SNAP47Bi-Rev5