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House on Poplar Street (ending theme from “Captain Future”)
ポプラ通りの家


　未来の宇宙を舞台に、科学者であり冒険家であるカーティス・ニュートンことキャプテン・フューチャーの活躍を描いたSF活劇『キャプテン・フューチャー』。原作は1940年代に書かれたSFで、現代ではやや古く感じる設定（舞台が太陽系内部だったり）もありましたが、そのへんはアニメ化にあたり多少手が入れられていました。本放送開始時は「未来少年コナン」の後番組ということもあり何の気なしに見はじめましたが、主題歌（「夢の船乗り」）のカッコよさと、エンディングのアニメらしからぬ切なさは、かなり印象に残りました。
　その作曲は、ルパン三世『カリオストロの城』の主題歌「炎のたからもの」と同じく、大野雄二氏。ルパン以外にも「星雲仮面マシンマン」や「マリン・エキスプレスのテーマ」など、アニメ＆特撮の世界に数々の名曲を残しています。

　※本楽譜は、2002年発売の『南澤大介の“アニメ&特撮”ソロ・ギター』（絶版）に収録したアレンジです。

[intro]
[1]	6弦10フレット・C音は、できるだけこの小節いっぱい押さえて、音を伸ばします。

[A]
[2]	記譜の都合から、伴奏（音符の棒や旗が下向きのパート）が休符になっていますが、6弦5フレット・G音や4弦開放・D音はずっと伸ばしておきます。

[3]	最初は左手人差指の指頭で3弦1フレット・G#音を押さえ、2弦1フレット・C音を弾く時点で人差指を倒して1〜3弦1フレットを部分セーハします。次の2弦開放・B音を弾く際には、再び人差指を起こして、指頭で3弦1フレットのみを押さえます。

[4]	伴奏がメロディより高い音域に来るので、強く弾きすぎないよう注意しましょう。[A]8小節目も同様です。

[B]
[5]	左手をかなり開くフォームです。難しかったら5弦2フレット・B音の代わりに、オクターブ高くなりますが2弦開放・B音を弾いてもよいでしょう（その場合、伴奏がメロディより高い音域に来るので、強く弾きすぎないよう注意しましょう）。

[C]
[6]	符頭が×の音符は、ストリング・ヒットです。右手の指頭で弦を叩き、そのまま乗せるようにして、音を止めると同時に打音を出しています。

[D]
[7]	ここまで演奏したら、[C]に戻ります（ダル・セーニョ）。そして[D]7小節目を終えたら、Codaへ跳びます。

【音源】BSVD5024a
【録音日】2002年2月9日
【使用ギター】ローデン S-12