==== Text encoding : UTF-8 ==== Mind Games [John Lennon] マインド・ゲームス (ヌートピア宣言) [ジョン・レノン]  1973年11月にリリースされた、ジョン・レノン4枚目のアルバム『マインド・ゲームス』のタイトル曲です。  [A]系([A]、[A2]、[A3]、[A4]、[A5]、[A6])は、ほぼ同じです (ただし[A4]と[A6]は他の半分のサイズです)。違いは、オリジナルに合わせた事によるメロディの譜割りだけですので、弾きやすいメロディに統一してもよいでしょう。  曲全体を、ストロークで演奏していきます。ストローク時のメロディは、別にピッキングするのではなく、ストロークしたコードの一番高い音がメロディになります。基本的にはメロディがしっかり鳴っていればOKですので、ストローク時の伴奏に関しては、楽譜に書かれた音の全てを正確に出す必要はありません(記された弦をおおよそ狙うようなイメージです)。 [Intro] [1] [Intro]1小節目後半:メロディよりも高い弦(この場合は1〜2弦)は、音を出さないように注意しましょう。筆者は右手で消音して、ストロークしています。 [2] [Intro]2小節目後半:5弦は音を出したくないので、6弦5フレット・G音を押さえた左手薬指で触れて消音します。次の小節のFmaj7やAm7(onE)も、同じ考え方です。 [3] [Intro]4小節目冒頭:3弦は音を出したくないので、4弦4フレット・F#音を押さえた左手中指で触れて、消音します。 [A] [4] [A]2小節目最後:次小節の運指の都合から、2弦3フレット・D音は、それまで押さえていた左手人差指から、左手小指で押さえ直します(ダイアグラム譜を参照してください)。 [5] [A]5小節目:右手のストロークとピッキングが忙しいので、難しい場合は各拍最後の2弦3フレット・D音(例えば1拍なら4つ目の音)をハンマリングで弾くか、2拍目アタマをストロークせずにメロディだけ弾くようにしてもよいでしょう。 [B] [6] [B]5小節目前半:メロディの都合上、普通のロー・コードとは異なる指使いで押さえています(ダイアグラム譜を参照してください)。また、4弦は音を出したくないので、5弦を押さえた左手中指で触れて、消音します。 [A5] [7] [A5]7小節目冒頭:最初はFをハイ・ポジションで押さえます(ダイアグラム譜を参照してください)。この時、1、3、6弦は音を出したくないので、1弦は2弦を押さえた左手人差指の腹、3弦は4弦を押さえた左手中指の腹、6弦は5弦を押さえた左手薬指の先か、ネックを握り込んだ左手親指で、それぞれ触れて消音します。次に、2拍目に向かってグリス・ダウンしますが、2弦を押さえた左手人差指は、押さえたまま6フレット・F音から1フレット・C音へグリス・ダウンします。4弦と5弦はグリスの途中で離して、2拍目で次のフォームを押さえます。 [A6] [8] [A6]3小節目冒頭:最初は左手人差指で1〜2弦の1フレットを部分セーハし、1弦開放・E音を弾く時点で2弦に指頭を残したままセーハを起こします(ダイアグラム譜を参照してください)。 [Ending] [9] [Ending]:1小節目冒頭のCadd9を押さえたまま、曲の最後まで弾きます。2拍目の、楽譜下側の+はパームを表し、右手の手首でギターのボディ(構えた状態で、サウンドホールの上あたり)を叩いて、打音を出します。続くハーモニクスは、すべて右手だけで出します。ハーモニクス・ポイントに右手人差指で触れ、右手薬指や右手親指などでピッキングします。 【音源】BSVD3014a 【録音日】2015年1月29日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M