==== Text encoding : UTF-8 ==== Hotel California [The Eagles] ホテル・カリフォルニア [イーグルス]  アメリカのロック・バンド イーグルスが、1976年にリリースした同名アルバムのタイトル曲です。バンド・メンバーのドン・フェルダー、ドン・ヘンリー、グレン・フライによって作られました。  ストロークは主に右手中指や人差指などで行います。同時に弾くメロディは別にピッキングするのではなく、ストロークしたコードの最高音がメロディになります。ストローク時、メロディより高音弦でTAB譜に数字が記されていない箇所([C]1小節目の1弦など)や、上下の弦には音があるのに特定の弦には音がない部分([D]3小節目Gの5弦など)は鳴らしたくないので、左手で触れるなどして消音します。また、メロディを伸ばしながら行う伴奏のストローク([C]1小節目など)は、メロディの弦に当たらないよう注意しましょう。 [Intro 2]  ここは、音符の棒や旗が下向きのパートがメロディです。ですので伴奏である上パートは、コードが変わるまで、基本的に音を伸ばしておきます。 [1] 指頭が+の音符は、パームです。右手首でサウンド・ホールの上あたりを叩いて、低い打音を出します。 [A] [2] 記譜の都合上から伴奏(音符の棒や旗が下向きのパート)が休符になっていますが、実際はベース音などを、押さえたまま伸ばしておきます。以降のカッコ付休符も同様です。 [A2] [3] 4弦2フレット・E音を押さえていた左手中指を移動させ、3弦2フレット・A音を押弦します。そのために伴奏は休符を記してありますが、ベース音の5弦2フレット・C音は押さえたまま、伸ばしておきます。 [B] [4] 音符の左側に付記された波線矢印とRas.は、ラスゲアドを表します。右手小指から人差指の順に、少しだけ時間差を付けて「じゃらららん」とストロークします。 [A5] [5] ダウン・ストロークと同時に、パーム([1])を行います。 [6] 2弦以外の弦は、左の手のひらなどで消音します。 [7] ギターのボディ(表板)を、右手で叩きます。楽譜上側の×は、ギターを構えた状態でサウンド・ホールの下側を、薬指の指頭で叩きます。楽譜下側の×はサウンド・ホール上側を親指側面で、楽譜下側の+は同じくサウンド・ホール上側を手首で叩きます([1]パーム)。 [C] [8] この小節は、音符の棒や旗が下向きのパートがメロディで、上パートは伴奏です(ちなみにここ以降、そのような箇所はありません)。 [D] [9] アタマのストローク以降、メロディである4弦に触れないように注意しましょう。難しければ、5弦を無理して弾かずに6弦だけをストロークしても構いません。3拍目の、縦長のXはブラッシングです。ここでは左手で押弦したまま、ハイ・ポジションへグリス・アップしています。 [E] [10] 四角で囲われた縦長のXは、スラムです。右手指を使って指板のサウンド・ホール端あたりで4〜6弦を叩き、音を止めると同時に打音を出しています。指は弦に乗せておき、次のアップ・ストロークはその指を使って行います。 [F]  TAB譜下に×が付いた音は、スラップです。右手親指の側面で4〜6弦を叩いて音を出します。また、2小節目や8小節目のように5弦が記されていない場合は、左手の6弦を押さえた中指で5弦に触れて、消音しておきます。6小節目は6弦が記されていませんが、ここは左手親指でネックを握り込むようにして6弦に触れるか、5弦を押さえた左手薬指の指頭で6弦に触れて、消音します。[F2]も同様です。 【音源】BSVD3047a 【録音日】2016年3月16日 【使用ギター】HISTORY NT-501M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】HISTORY フォスファーブロンズ 【カポタスト】Page PC-6 handmade hybrid