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I Got Rhythm  [Gershwin]
アイ・ガット・リズム  [ガーシュウィン]


　ジャズのスタンダード・ナンバー。作曲家のジョージ・ガーシュウィンが、ミュージカル『ガール・クレイジー』（1930）のために書いた曲です。


　この楽譜は、2019年5月にYouTubeで公開した演奏 （ https://youtu.be/ifoNS_vo1GM ）を採譜したもので、 初出作である『ソロ・ギターのしらべ 至上のジャズ・アレンジ篇（2002）』とは、細部が異なっています。

[1]	右手人差指で、ミュートした中音弦をアップ・ストローク（ブラッシング）し、右手親指で6弦をストリング・ヒットしています。

[A]
[2]	全セーハで押さえていますが、右図のように、個別に押さえてもよいでしょう。

[3]	あらかじめF(onA)の時点で、弾かない3弦2フレットも左手薬指で押さえておき、2拍目の4弦3フレット・F音を弾いてすぐ、その薬指（3弦2フレット）を軸にしてハイ・ポジションへ移動します。Fm(onA♭)のフォームが押さえにくい場合は、全セーハで押弦してもよいでしょう（下図）。その場合は、F(onA)の指使いも少し変わります。

[A2]
[4]	YouTubeの動画では、1回目では3弦開放・G音を弾いています。特に意味のある違いではありませんので、2回とも楽譜のように4弦2フレット・E音を弾くとよいでしょう。

[5]	直前のCのフォームのまま、平行移動します。4弦は弾きませんが、続くE7では使いますので、押さえたまま移動するとよいでしょう。

[B]
[6]	ここまで演奏したら、[A2]に戻ります（ダル・セーニョ）。そして再びここまで来たら、Codaへ跳びます。

[Ending]
[7]	5フレットから10フレットへグリス・アップします。記譜の都合上、2拍目から上がり始めるように記してありますが、実際には5fをピッキングしてすぐ、なだらかに上がり始めます。

【音源】BSVD3045a
【録音日】2019年4月27日
【使用ギター】モーリス S-131M 南澤大介シグネチャー
【使用弦】Wyres CP1456M 
【カポタスト】スタカポ SNAP47Bi-Rev5