==== Text encoding : UTF-8 ==== Hold On [John Lennon] しっかりジョン(ホールド・オン) [ジョン・レノン]  ジョンのソロ・デビュー・アルバム『ジョンの魂』収録曲。内省的な歌詞は、自らの、そしてヨーコへのエールとなっています。  符頭が×で表された音はストリング・ヒットです。右手指の指頭で弦を叩き、そのまま弦に指を乗せることにより、音を止めると同時に打音を出す奏法で、基本的には次にピッキングする弦を叩きます(TAB譜では叩く弦を示しています)。直前に弾いた弦すべてを止める場合([Intro]3、4小節目など)と、ベース音のみ止めて高音弦を響かせておく場合([A]1小節目後半)がありますので、ご注意下さい。 [Intro] [1] [Intro]2〜3小節目:グリス・ダウンは押弦した左手薬指で行いますが、次の5弦2フレット・B音は左手中指で押さえるため、2フレット到達直前で押さえ替えます。 [A] [2] [A]3小節目半ば:最初は3弦(あるいは4弦)〜5弦2フレットを部分セーハしておき(指頭は5弦に置きます)、4弦開放・D音を弾く時点でセーハを起こして5弦2フレット・B音だけを押さえるようにします(ダイアグラム譜を参照してください)。 [3] [A]4小節目・4拍目:直前で押さえていたBm7を一旦離し(ただし4弦開放・D音は、できれば響かせておきます)、ハンマリング・オン〜プリング・オフのフレーズを弾いていきます。 [B] [4] [B]1小節目冒頭:同時に弾く1、4、6弦は、それぞれ右手薬指、人差指、親指でピッキングします。2〜4小節目も同様です。 [5] [B]1小節目・2拍目:ストリング・ヒットは、鳴っている弦を止めるという観点から1拍目で弾いた1、4、6弦に×をつけてありますが、実際にはそれだけだと他の弦の共鳴を止められないので、ストリング・ヒット自体は右手親指で6弦のみに対して行い、左手で全弦に触れて消音するとよいでしょう(筆者はそのようにしています)。すぐ次で4〜6弦の部分セーハがあるので、その時に使う左手人差指で全弦に触れると、移動の手間が少なくてすみます。これも、2〜4小節目も同様です。 [6] [B]1小節目・4拍目:部分セーハを押弦していた左手人差指を優しく離して、伴奏を止めています。これも、2〜4小節目も同様です。 [7] [B]2小節目冒頭:1弦2フレットは、1小節目ではその前の運指の都合から左手小指で押さえましたが、2小節目以降は左手中指で押さえます(3、4小節目も同様です)。 【音源】BSVD3006a 【録音日】2015年1月8日 【使用ギター】HISTORY NT-501M 【使用弦】Wyres CP1456M