guitar

録音環境・04「ソロギジブリ篇」制作時


使用ギター  : モーリスS-121sp(南澤カスタム)

マイク    : AKG C451B

マイクアンプ : PreSonus DigiTube

レコーダー  : Apple PowerMac G4/1.25Gdual

オーディオ・インターフェイス
       : M.O.T.U.24I/O

ソフトウェア : M.O.T.U. Digital Performer 3.11

エフェクター : Yamaha AG-stomp


 2003年後半の、南澤の自宅レコーディングシステムを紹介。「ソロ・ギターのしらべ スタジオジブリ作品集」の制作はこのシステムで行われた。ギター、マイク、マイクアンプは録音環境・03と同じだが、コンピューターとオーディオ・インターフェイスを新調。96k・24bitで録音している。そのためマイクアンプのデジタルアウトが使えなくなり(48kまでしか対応していないので)、アナログでつないだところ定在ノイズがやや気になり出した。デジタル接続よりもゲインが上がっているので、もしかしたらもともとノイジーだったことに気付いていなかっただけなのかもしれない。そんなこともあり、2004年にはマイクとマイクアンプをまたまた新調することになる。(2004.03.11) 




studio

 新たに購入したPowerMac G4/1.25Gdual。最後のOS9起動モデル(…と言われる)。作曲の仕事でソフトシンセを快適に動かすため、できるだけハイスペックなモデルを選び、またRAMも1.5G積んでいる(録音用ハードディスクは120G)。ただ、OS9で動かしているせいもあるのかもしれないが、ファンノイズがすごく、もはや掃除機並。というわけで、セカンドスタッフ社製のパソコン用静音ボックス(約10万円)を購入して、その中に設置したのである。ボックス自体のファンのスピードが変えられるので、ギター録音時には中速で使用。ただし問題はそのファンの電源を入れ忘れることで、レコーディング中に一度macが熱暴走してしまった(笑…えないぞ)。それ以降、使っていないときでもケースのファンは回しっぱなしにしているのである。
 

M.O.T.U.24I/O

 macの新調と同時に購入したオーディオ・インターフェイス、M.O.T.U.24I/O。24ものインとアウトがあり、シンセ用のミキサーがこれでいらなくなる…と思って選んだ。マイクアンプDigi Tube(写真上の青いやつ)のアナログアウトを24I/Oにつないでいる。このオーディオ・インターフェイスが96kレコーディングに対応していたので、試しに96kで録音してみたのである。
 

AGstomp

 普段、自宅のレコーディングではラインは使わないのだが、今回はハーモニクス部分のみ、ラインからの音も混ぜている。このYamaha AG-stompはマイク・シミュレーターでもあり、ライヴなどではラインの音をマイクで録った音のように加工するのに使っているのだが、「ソロギジブリ篇」ではゲインを上げるためだけに使用し、エフェクトやマイクシミュレートはいっさいオフにしている。



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