guitar

録音環境・03「ソロギジャズ篇」「ソロギ官能編」制作時


使用ギター  : モーリスS-121sp(南澤カスタム)

マイク    : AKG C451B

マイクアンプ : PreSonus DigiTube

レコーダー  : Apple PowerMac G4/500

オーディオ・インターフェイス
       : M.O.T.U.1224

ソフトウェア : M.O.T.U. Digital Performer 3.02


 2002年〜2003年前半の、南澤の自宅レコーディングシステムを紹介。「ソロ・ギターのしらべ 至上のジャズ・アレンジ篇」「ソロ・ギターのしらべ 官能のスタンダード篇」の制作はこのシステムで行われた。レコーダーなどは録音環境・02とほとんど同じだが、マイクアンプとマイクを新調、またギターはモーリスS121spを使用している。

 実はこの時、macのファンノイズ対策として、PowerBook G4を使ったレコーディングもテストしてみた。オーディオインターフェイスはそのまま使えないので、新たにFireWire接続のM.O.T.U.828を購入して録り比べてみたところ、普通に聞いただけでは解らないくらいの極小レベルでの定在ハムノイズが、1224より828のほうが若干多いように感じたので、結局PowerBookでの録音は取りやめ、それまでどおりPowerMacでレコーディングすることにしたのである。

 レコーディング・フォーマットはこれまでどおり44.1k・24bit。 (2004.03.11)




studio

 ちょっと高い位置から見た(身長168cmの私の目線よりちょっと上にカメラを構えた)、自宅スタジオでの録音の様子。写真では見えないが、手前に椅子があり、そこに座って演奏する。マイクのポップガードは、演奏中に自分の鼻息や吐息がマイクを吹いてしまうことがあるので(ホントてす)、その防止のため。正面の、モニターなどが乗っているデスクの下にPowerMacがあるので、デスク前面を布で覆い、ファンノイズを遮音している(つもりになっている…これは気持ちの問題かも)。また同様にファンノイズ対策のため、録音時にはモニターの解像度を下げ(表示を大きくし)、デスクから少し離れてサイドデスクとして使用しているワゴン(写真右下)にUSBで延長したキーボードを載せて(録音・停止はこのキーボードで行う)、自分の位置がデスクからできるだけ離れるようにセッティングしている。椅子1つ分くらいは離れているかな? 当然録音中は空気清浄機と換気扇、エアコンはオフにするのだが、たまに換気扇を切り忘れることも(笑)。
 

AKG C451B

 それまで使っていたマイクのRode(NT-1、NT-2)のクセ(なのかギターとの相性なのか)が気になり、新たに購入したAKG C451B。気になるクセは取れたような気が。
 

digitube

 マイクの新調を機に購入したマイクアンプ、PreSonusのDigi Tube。ハーフラックの真空管タイプ。EQは付いているが、私はまったく使用しない。デジタルアウトをFinalizer経由でM.O.T.U.1224のデジタルインに接続している。ちなみに同社からは、アコースティック・ギターに特化したマイクプリなども発売されている。



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