guitar

録音環境・02「ソロギ至高篇」「アニメギター」制作時


使用ギター  : ローデンF32c、S12

マイク    : Rode NT-2

マイクアンプ : Mackie 1202

レコーダー  : Apple PowerMac G4/500

オーディオ・インターフェイス
       : M.O.T.U.1224

ソフトウェア : M.O.T.U. Digital Performer 2.7


 2001年4月〜2002年始めの頃の、南澤の自宅レコーディングシステムを紹介。「ソロ・ギターのしらべ 至高のスタンダード篇」「南澤大介の“アニメ&特撮”ソロ・ギター」の制作はこのシステムで行われた。ツマの実家に防音室(ヤマハのアビテックス)を増築、そこを作業場にしている。以下の写真はアコースティック・ギター・マガジンvol.11用に自分で撮影したものだが、誌面の都合で実際には掲載されなかった。(2002.03.06、07.05、2004.03.11加筆)




studio

 自宅スタジオでの録音の様子。南澤の正面はジャンボファングルで自宅したデスクで、マスターキーボードのRoland D70の上に板を載せてある(作曲の仕事の時は板を外す構造)。足下にコンピューター(Power mac G4)、正面にモニター(旧ナナオの17インチ)とスピーカー(ヤマハ NS-10M)がある。左手にはシンセサイザー、サンプラーなどのラックと、その上にミキサーのヤマハ01vが2台。大枠はやはりジャンボファングルで、写真に写っていない上側はファイリングされた音楽関係の資料、サウンド&レコーディングマガジンなどが詰まっている。南澤の右手(写真手前)は、イノベーターのワゴンに載ったコンピューター(Powerbook G4)。

 ちなみにこの時弾いているギターは、モーリスのS120(+エンティティ・ミキサー)。立ててあるマイクはロードのNT2。大変狭いようだが、実際狭い(笑)。ただ、レコーダーであるmacの録音・停止はキーボードで行う(正面モニターの前)ので、それに手が届く必要があるためデスクに近いのである。
 

PowerMac G4/500

 録音環境・01同様、足下に設置してあるコンピューター、Apple Powermac G4/500。打ち込みから生録音まで、すべてこれ一台で行っている。2000年購入当時は一番ハイスペックだったのだが、既に時代は遙かに進んでいるのである2002年現在。

 増設した内蔵ハードディスクのほうが動作音が静かなため、そちらを使って録音することが多い。データのバックアップは、作業期間中は毎日MO、一区切りついたらCD-Rを使う。
 

Mackie 1202

 こちらも録音環境・01同様、いまだに現役、マッキーのミキサー。打ち込みの仕事の場合はモニター用として使用、生録音の時はマイクアンプとなる。

 手前にチラッと写っているのはポータブルCDプレーヤー。CDトレイの中央部の作りがしっかりしていることから、パナソニック製を愛用している(他社は小さなボール3つで支えるが、パナソニックはツメ形になっている)。
 

Lode NT-2

 マイクはロードのNT2を使用。ローデンF32cのサウンドのクセの、イヤな部分を強調してしまう傾向にあるようで、完全に満足してはいない(組み合わせの問題かもしれないが)。低価格のコンデンサ・マイクとしては定番と言ってもいいモデル。サウンドハウスで購入。
 

MOTU 1224

 録音環境・01同様、コンピューターで生録音をするためのオーディオボード、MOTU1224。タテに置いているのは、単に場所がないためである。意外とノイズが大きいので、作業スペースから少し離れたところに設置。



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