guitar

2002.11.09〜11.10 高原のギター合宿

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行きの新幹線にて。打田さん仕事中。
 
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越後湯沢駅前。雪だ。
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ホテルからの眺望。やっぱり雪だ。
 
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こんな教室で授業したです。
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講師3人記念撮影。
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“まってるにゃん”と言われたら、ねぇ。



2002年11月9日の日記ページより抜粋)

 今日はリットーミュージック主催の“高原のギター合宿”。打田さん、岡崎倫典さんと私が講師なのである。新幹線で向かった越後湯沢、到着すると雪が(寒)。ホテルのバスで送迎していただくが、途中の道もホテルのまわりもかなり雪が積もっている(観測史上でも異例の早い雪だそうな)。とりあえずホテルに着いて食事を済ませた後、午後から1時間半程度づつ2回授業。参加者の方々は24名で、8名づつのクラスに別れて3コマ授業を行うのであった。大雪のため(新潟にとっては“小雪”かもしれないが…)参加者の方も遅れていたりして、少しづつ時間をずらしながらのスタートになった。私はクリニックツアーとほぼ同じメニュー。あとでよく考えたら、みなさんギターを持ってきているので、授業にそっていろいろ一緒に弾けばよかったと反省。ともあれ初日の授業は終了(普段のクリニックより疲れた…)、食事の後は講師ミニライヴである。私は「帽ふれ」「ルパン三世(ジャズ)」「影丸と14匹の仔猫たち」「デスペラード」そして打田さんと「思い出の鱒釣り」をデュエットして打田さんにバトンタッチ。「影丸と14匹の仔猫たち」は倫典さんの曲で、昔から大好きだった。大サビを省略してしまったが、他の部分は久しぶりにもかかわらずかなり憶えていたのである。打田さんはリゾネイターギターとモーリスを持ち替え、ブルースなどを演奏。そのあとは倫典さんで、「少年時代」からオリジナルまで数曲演奏。ラストの「大地の輝」は、とても楽しめた。楽しめたという表現もナンですが…帰りの新幹線で倫典さんにもお話ししたのだが、私の場合、生演奏(ライヴなど)を“見ること”で感動するとか、まして自分がライヴをすることでキモチイイとかなんとかはまるでなく、生の臨場感よりも録音物の構築された美しさに魅かれてしまうのである(きわめて個人的な感覚なので、解りにくいかもしれませんが)。にもかかわらずこの日この曲の“生演奏”にはとても心魅かれた…多分一生のうちに何度もない瞬間だったのだと思う(マジで)。やっぱカッコイイぜ倫典さん。

 これでライヴが終わりかというとそうではなく、最後は3人でセッション(というか合同演奏)。「我が心のジョージア」を、打田さんがベーシックを弾き、倫典さんがリード、そして私はギターを弾かずに歌った(笑)。ああなんという贅沢。

 その後少し3人でのトークがあり、これで初日の催しはすべて終了。ライヴを行った部屋(ステージもあり、広い)でそのまま飲み会に突入。私は一旦温泉に入り、その後で参加(飲まないけど)。お客さんたちといろいろ語らう(というかよく食べた)。



2002年11月10日の日記ページより抜粋)

 結局前夜は1時過ぎに就寝、今朝は8時に起床。目覚ましがないのでPHSを枕元に置き、7時半くらいから「8時までもう少しかな…」と、うとうとする状態。8時からは龍騎を見ながらいろいろ準備。とびとびにしか見ていないので人間関係がよくわからん。8時半から朝食の後、9時半から最後の授業。そして昼食の後、一旦合宿は終了。遠方の方はこの時点でお帰りになるのである。そして午後からは自由参加による発表会。合宿参加者24人中16人が発表会にも参加。熱のこもった演奏を聴かせてくれた。人前で弾く時の緊張は、慣れで解消されるものだと思いますので、皆さんもがんばって下さい。しかしいくら慣れてもやっぱり間違う私は、つくづくプレイヤー(フロントアクト)に向いていないのだなぁということを改めて確認(昔しっかり実感はしていたのだが)。

 その後リットーのスタッフさんを含めて大人数でホテルを発ち越後湯沢へ。駅前で食べたそばがおいしゅうございました。私は東京から東海道線で横浜に行き、そして帰宅。

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